みなさんこんにちは!愛玩動物看護師国家試験 合格ナビゲーターのナカレナです。
この連載では、よく出るポイントまとめやオリジナル実践問題など、合格に向けた情報をわかりやすくお届けします。
効率よく、確実に。 一緒に合格を目指しましょう!
≪ナカレナプロフィール≫
早稲田大学文学部卒業後、銀行員として勤務。動物業界への強い思いから、専門学校日本動物21 動物看護学科にて再度学生生活を送る。愛玩動物看護師国家資格を得点率9割超えで取得。現在は株式会社361°にて、クロス動物医療センターグループ/トリミングサロングループの人事部に所属している。「動物と勉強は裏切らない」が座右の銘。
ウサギ・モルモット・フェレットは、国家試験でほぼ毎年のように出題される重要な動物たちです。
実地問題でもよく登場し、選択肢のなかで混同されやすいこともしばしば。
特徴をしっかり整理して、確実に区別できるようにしておきましょう。
①ウサギ編
・完全草食動物
・切歯、臼歯ともに常生歯(重歯目=ウサギ目)
→不正咬合になりやすい
・周年繁殖、交尾排卵
・重複子宮
・妊娠期間:約1ヵ月
・盲腸便を食べる(食糞)
・毛球症になりやすい
=グルーミング等により接種した毛が消化管で毛玉になる
・主要採血部位は耳介の静脈
不正咬合
左が軟らかい盲腸便
毛球症の糞便(連結している)
次回はモルモット編!お楽しみに!